GROWING GLASS

▪︎モノに宿る物語、モノへの愛着はどう生まれるのか、の探究
▪︎製品とアートピースの境界線の間にあるモノが持ち得る価値についての探究


耐熱グラスのブランドVISION GLASSと、ギャラリーを併設する観葉植物店Green Thanks Supplyとのコラボレーションプロジェクト。

機能性、ミニマルな造形。工業製品として完成されたモノであるVISION GLASS。その表面に、物語を持つ様々な素材の塗料を使用し、直感的な筆跡を加えていきます。その行為によって、工業製品はある機能性を失う代わりに、同じモノは一つとない唯一無二の存在となります。

使い方は、手に取った人々が自由に決める事が出来き、その使い方次第で塗装が剥がれてきたら、自分で塗り直すことも可能です。

展示販売やマーケットへの出店(これまでに約10回)、さらに塗装ワークショップなど、さまざまな機会を設け、その場では、GROWING GLASSのコンセプトや特徴について来場者と対話しながら、グラスの販売を行いました。

この一連の取り組みは、物語を通してモノと人との関わりが生まれる瞬間、そして、製品とアートピースの境界線を体感させてくれるものでした。

*GROWING GLASSを購入された方で、もし塗り直しなどをされたい方がいらっしゃいましたら、お問い合わせからご連絡ください。

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